優れた技能と経験を持ち、担当する現場や部署で作業の安全を確保して優良な成績を挙げた※職長が全国から選ばれ、千葉県協会からは株式会社東亜オイル興業所の近江広克氏が厚生労働大臣から顕彰されました。
近江氏は、永年にわたり各種プラント操業に携わり、現在は工場課長に就任、安全操業管理者・維持管理者として従事しています。プラント設備に精通した知見を基に、安全を最優先する企業風土の構築を目指して、危険要因の早期発見と改善に努めてきました。プラント操業の一部自動化などの設備改善を提案・実行し、安全と効率化を両立させることにより、作業員が安心安全に働ける職場環境を作り上げてきました。
また、事業場や地域において消防訓練などを行い、安全活動の活性化を図っています。労働災害による休業4日以上の被災者数が全国で約12万人を超える(令和元年)中、高い安全意識を持って適切な安全指導を実践し、安全職場を実現させる優秀な職長として現在も大きく活躍しています。
この顕彰は、平成10年度から始まり、今回で23回目となります。例年は安全優良職長厚生労働大臣顕彰式典を実施していましたが、今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から式典は実施されませんでした。
厚生労働大臣からの顕彰状は、協会の1月定例理事会(三井ガーデンホテル千葉)において授与式を開催し、杉田会長よりご本人へ手渡されました。
近江広克 氏 | 杉田会長 |
(株)東亜オイル興業所 近江広克氏 「働くすべての仲間の安全と健康を守り、快適な職場環境の形成に努めてまいります」 |
(株)東亜オイル興業所 | ||
安池社長 | 近江氏 | 杉田会長 |