令和2年1月10日(金)、厚生労働省講堂(東京都千代田区霞ヶ関)において「令和元年度安全優良職長厚生労働大臣顕彰」式典が開催され、千葉県協会会員の㈱市原ニューエナジー 齋藤雅博氏が表彰されました。
齋藤氏は平成19年に施設管理部運転部課長に就任、実務面のトップとして同社事業プラントの立ち上げおよび全操業の管理者として尽力するとともに、安全衛生の指揮・監督業務を担当し現在に至ります。
職長として、多くの人が働く現場での安全を最優先事項と考え、安全に関する現場の声や状況の把握に努めてきました。社内全体に安全衛生意識の普及・定着を促すために、安全パトロールやKY活動を積極的に実施、多くの作業員を安全教育の場に参加させ意識の向上を図ってきました。また、作業環境の改善を策定するなど適切な安全活動を行っており、19年10月の創業以来、無災害を継続中です。
この顕彰は、平成10年度から始まり、今回で22回目となります。労働災害による休業4日以上の被災者数が約12万人(平成30年)となる中、高い安全意識を持って適切な安全指導を実践してきた優秀な職長122名(公益社団法人全国産業資源循環連合会からの推薦は2名)が全国から選ばれ、式典で顕彰状が授与されました。
表彰式典にて (株)市原ニューエナジー 齋藤雅博氏 |
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「安全で快適な職場環境の向上に努め、 安心して働くことができる職場を目指します。」 |
安全優良職長に対する顕彰とは、優れた技能と経験を有し、優良な安全成績をあげた職長、班長などを対象とし、実務経験が10年以上あり、担当した現場などで過去5年以上、休業4日以上の災害が発生していないことなどが条件です。
当協会では毎年「労働安全功労者賞※」の表彰を行っております。大臣表彰につながる表彰ですので該当者がいる場合は推薦をお願いいたします。