環境学習授業を企画し、実施する中で、講師の先生方や学校現場から、「資源循環の流れを具体的に、できれば動画で子供たちに見せられたら」、という声をいただきました。
そのため、令和元年11月6日の千葉市立寒川小学校での環境学習授業を終えた後、環境学習普及促進特別委員会で、要望に応えるべく検討が進められ、
こととして、市川燃料チップ(株)及び東京ボード工業(株)をはじめとする協会会員会社のご協力のもと、令和2年3月に、動画教材の第1弾として、「モノが生まれ変わる様子を見に行こう! 2020」が完成しました。
「モノが生まれ変わる様子を見に行こう! 2020」 |
○第9回環境学習普及促進特別委員会(令和元年6月25日)
令和元年度の「環境学習授業」の進捗状況が報告され、今後の進め方について検討された。また、(仮称)千葉県環境学習等行動計画の策定状況についても報告がされた。
平成30年度の協会の新規重点事業として、「環境学習」を位置づけ、事業計画において、「学校教育において、資源循環をテーマとする環境学習の普及促進を図るため、特別委員会を設置し検討を進めます。」としたところです。
その結果、具体的な事業として、小学校の授業の中で「資源循環型環境学習授業」を実施することとして、サステイナブル・デザイン研究所(西原代表)に事業委託し、千葉市立登戸小学校の協力のもと、4年生の社会科の授業として、9月と11月の2回、特別委員会委員の参観の中、環境学習授業が実施されました。
31年度の事業計画においては、「県の「環境学習行動計画」の策定過程に合わせ、県や教育委員会等関係団体と連携・協働して行う資源循環型環境学習事業を検討していくとともに、小学校社会科の授業の一環としての「環境学習授業」を引き続き実施します。」としました。
そして、単なる「出前授業」ではなく、学校の授業計画と整合のとれた環境学習授業とするため、「環境学習に関するアドバイザー」として、高山さんに加え、登戸小学校の山本校長先生にも新たにアドバイザーを委嘱し、協力を求めました。
5月、昨年度から山本アドバイザーの紹介により授業の実施を打診していた千葉市立寒川小学校に、環境学習授業の実施を依頼し了承を得、更に、千葉市教育委員会教育指導課を訪ね、協会の行う環境学習授業について説明するとともに、今後の助言・協力要請を行いました。
6月に、現職・OBの教員で構成する、「特定非営利活動法人 郷土ちばに学び親しむ会」に対し、環境学習授業の実施に係る協力・支援を依頼し、7月に山口喜弘 千葉市末広公民館長(前 千葉市立生浜小学校長)に講師依頼を行いました。
その後、山口館長と協会との基本的な考え方の擦り合わせ、山口館長と寒川小との「授業」についての打合せが行われました。
その結果、
ことが決定され、11月6日(水)に特別委員会委員の参観の中、環境学習が実施されました。
令和元年11月6日 千葉市立寒川小学校「環境学習授業」風景
12月に、山口館長より「千葉県産業資源循環協会「資源循環」学習実践の報告」をいただきました。今後、この報告を参考にしながら、更に意義のある「環境学習授業」となるよう検討を進めてまいります。
1.千葉県産業資源循環協会「資源循環」学習指導案 | |
(1)題材について | |
(2)展開 ①オリンピックのメダルの材料について考える |
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(3)板書計画 | |
(4)ワークシート | |
2.実践の評価 | |
(1)実践にあたっての留意事項 | |
(2)教材について | |
(3)実践の評価
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