当協会では、今回も「第14回夏休みエコ絵画コンクール」に協賛しました。このコンクールは小学生のみなさんに環境への興味や関心を深めてもらうことを目的に千葉テレビと(一財)千葉県環境財団が主催し、アラックスグループの特別協賛により、平成18年度からスタートしたものです。
テーマは第1回から「未来のゴミ箱」と定め、広く県内の小学校や絵画教室に出展を呼びかけました。
最初は小さなコンクールでしたが、今や県内各地の小学校や絵画教室から11,500点を超える作品が集まりました。
これも県や市町村の教育委員会の協力、そして小学校の先生方の関心と環境学習への深い理解の賜物と考えられます。更には、子供たちの環境への興味や関心も深まっていることが反映しているものと思われます。
応募いただいた絵の中で多かったのが海のゴミを描いた作品でした。昨今、海洋プラスチック汚染問題が各国で大きく報道されています。世界では年間約800万トンのプラスチックがゴミとして海に流れ込んでいると推測されています。ジャンボジェット機5万機分にもなるそうです。そのプラスチックゴミが、近年、魚や海鳥の体内から大量に見つかっているそうです。
マッコウクジラの死骸の胃の中から大量のプラスチックゴミが発見された映像をニュースでご覧になった方も多いと思いますが、子どもたちもそのようなことに不安を抱いていると感じました。
このたびのコンクールでは、船橋市立三咲小学校の松本紗季さんの千葉県知事賞(第14回入選作品を参照)の「ゴミエネルギーが作りだした美しい星」を始め、49点の入賞がありました。応募作品は、丹念に描かれている絵、地球や自然への思いやりがあふれたもの、あるいはユニークな発想を示した絵等多彩さにあふれておりました。入賞者の皆さんは11月16日(土)に千葉市生涯学習センターで表彰されました。